土壌病菌Pythiumの生態および分類 : 第1報 数種土壌病菌の土壌生育深度
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Comparisons were made among three pathogenic soil fungi. Pythium aphanidermatum, Rhizoctonia solani (an isolate from broad bean seedling) and Sclerotium rolfsii, concerning their vertical distributions in soil. Mycelial density at each depth in soil was measured by contact slide method, and the pathogenicities of the fungi inoculated at different soil depths were determined by the use of indicator plants. R. solani maintained a high mycelial density even at the depth of 10-15cm, P. aphanidermatum at 5-10cm, while S. rolfsii only at the surface layer. When inocula were buried at different depths in soil, the pathogenicity of each fungus was the highest at 5-10cm with R. solani, at 2.5-10cm with P. aphanidermatum, while at the only surface with S. rolfsii. There was better mycelial growth toward the upper and lower layers with both R. solani and P. apanidermatum than that with S. rolfsii.
- 日本植物病理学会の論文
- 1964-05-30
著者
関連論文
- (188) 芝草病害の生態学的研究 : 第5報 土壌殺菌剤の西洋芝草 Brown patch に対する防除効果 (殺菌剤(昭和39年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- 土壌病菌Pythiumの生態および分類 第XI報 : ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム処理をしたカボチャ胚軸部に現われる水浸状病斑
- 土壌病菌Pythiumの生態および分類 : 第X報 ビート苗立枯病を起因する数種Pythium菌
- (148) Fusarium oxysporum f.lgcopersiciの生態と拮抗 (土壌病害(昭和39年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (141) 抗菌蛋白生成と寄主組織の窒素代謝の変動 (病害抵抗性(昭和39年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (136) 抗菌蛋白生成の普遍性と細胞内顆粒 (病害抵抗性(昭和39年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (21) タマネギ露菌病菌の栄養生理に関する研究 : (3) 分生胞子発芽に伴う窒素化合物の変動 (昭和36年度地域部会講演要旨(関西部会))
- (58) 苺根腐性 Pythium 菌数種について (菌類,細菌類の分類および生理生態(昭和39年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- Pythium ultimumの胞子形成促進物質について
- (80) Pythium 属菌の分類学的ならびに生態学的研究 第2報 : ビート立枯病Pythium属菌の形態および分類 (菌類および細菌類の分類(昭和37年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (22) 土壌病原菌と土壌微生物の生態ならびに拮抗に関する研究(第1報) : Pythium 菌および Rhizoctonia 菌の生育と土壌環境 (昭和36年度地域部会講演要旨(関西部会))
- (49) 立枯病罹病組織のpolyphenol成分, polyphenbl-oxidase, chlorogenic acidの組織化学的観察 (昭和31年度関西部会)
- (69) 罹病甘栗南瓜茎汁液のPythium菌に対する抗菌性について (病害抵抗性(昭和32年度 日本植物病理学会大会講演要旨))
- 子苗立枯病抵抗性機作に関する研究 : 第2報 エーテル処理及び異常環境下における寄主感受性の変化
- (15) 玉葱露菌病抵抗性の品種間差異 (昭和32年度関西部会)
- (59) 葱頭露菌病菌卵胞子に関する2・3の知見 (昭和31年度大会)
- (14) たまねぎベト病菌の生態種に関する考察 (昭和32年度関西部会)
- (190) Rhizoctonia solani 菌系の PCNB 耐性と亜硝酸還元酵素活性 (昭和44年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (20) 土壌病原菌のPCNB耐性 (関西部会)
- (186) 鉢試験法による土壌殺菌剤検定法 (殺菌剤(昭和39年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (88) 土壊病原菌の硝酸還元酵素活性と殺菌剤による阻害 (菌類病(昭和42年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (25) 土壌病原菌の亜硝酸還元酵素活性と殺菌剤による活性阻害 (菌類病(昭和41年度日本植物病理学会))
- 土壤病菌 Pythium の生態および分類 : 第5報 イチゴの根腐れを起す数種Pythium菌
- (162) 土壌含有腐植酸・フルボ酸・ヒマトメラン酸による有機水銀剤の吸着不活性化 (殺菌剤(昭和40年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (3) 土壌病菌の生育深度におよぼす窒素形態の影響 (昭和39年度地域部会講演要旨(関西部会))
- 土壌病菌Pythiumの生態および分類 : 第1報 数種土壌病菌の土壌生育深度
- (34) Zentmyer 変法による土壌殺菌剤の検定法 (昭和38年度地域部会講演要旨(関西部会))
- (161) 土壌殺菌剤の作用機作 第6報 : 病原菌のcytochrome c oxidase 活性と殺菌剤の阻害効果 (昭和38年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (14) タマネギ露菌病菌胞子の呼吸系 (昭和37年度地域部会講演要旨(関西部会))
- (150) 土壌殺菌剤の作用機作 : (第5報) 病原菌の土壌生育深度と窒素の影響 (殺菌剤(昭和37年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (36) 土壌殺菌剤の作用機作 : (第4報) 病原菌の Ascorbic acid oxidase 活性と殺菌剤の阻害効果 (昭和36年度地域部会講演要旨(関西部会))
- (176) 土壌殺菌剤の作用機作 : (第3報) Polyphenoloxidase 阻害と殺菌性 (殺菌剤および薬剤防除(昭和36年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (8) 蛋白性抗菌物質の生化学的研究 (第1報) : 罹病組織の呼吸増高 (病害抵抗性(昭和36年度日本植物病理学会大会講演要旨))
- (28) イネ紋枯病菌の Polyphenol oxidase 活性と有機水銀剤の阻害 (昭和35年度地域部会講演要旨(関西部会)
- (44) 土壌殺菌剤の作用機作 : 第1報 芳香族化合物の病原菌生育に及ぼす影響 (昭和34年度関西部会)
- 子苗立枯病抵抗性機作に関する研究(第3報) : 罹病南瓜組織のoxidase活性,polyphenol成分及びascorbic acidの消長
- 土壌病菌Pythiumの生態および分類 : 第6報 レンコン腐敗病を原因するPythium菌
- (68) Pythium菌による立枯病罹病南瓜組織の窒素代謝 (病害抵抗性(昭和32年度 日本植物病理学会大会講演要旨))
- (37) Pythium 属菌によるカボチャ罹病組織呼吸の異常増加について (昭和31年度大会)