キュウリモザイクウイルスによるコンニャクのえそ萎縮病(新称)
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概要
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Konjak (Amorphophallus konjac) plants showing necrosis in leaflets and stunting of petiole have been found in Gunma Prefecture since around 1960. The causal virus was transmissible by aphids and by mechanical inoculation, but not through corms and cormlets of konjak. The virus was identified to be cucumber mosaic virus (CMV) by immunodiffusion tests. Five CMV isolates obtained from different konjak fields were compared serologically, and three of them were indistinguishable from CMV-Y whereas the other two were identical to CMV-P. All these isolates caused similar symptoms on konjak plants to those observed in the fields. We propose the name of the disease, konjak necrotic stunt disease.
- 日本植物病理学会の論文
- 1990-12-25
著者
-
郡司 孝志
群馬県農業総合試験場こんにゃく分場
-
栃原 比呂志
日本植物防疫協会
-
栃原 比呂志
農林水産省農業研究センター
-
亀谷 満朗
農林水産省農業研究センター
-
花田 薫
農林水産省農業研究センター
-
下山 淳
群馬県農業総合試験場こんにゃく分場
-
下山 淳
群馬県農政部
-
花田 薫
農林水産省九州農業試験場
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