ペチュニアの花器官および種子内におけるタバコモザイクウイルスの増殖・分布の電子顕微鏡観察
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概要
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Virus particles were not detected in the apical meristem of floral bud and its adjacent tissue in petunia plants infected with TMV. No virus particles were observed in the anther until pollen became differentiated, but thereafter virus multiplied abundantly in anther wall cells. At this stage, however, no virus particles were detected in pollen. At the stage of embryo sac formation, there were no virus particles in the ovule, indicating that the embryo sac differentiated from the virus-free ovule tissue. At flowering time, virus multiplied abundantly in tissues of the stigma and style, whereas in pollen tubes elongating into these organs, no virus particles were observed. Virus particles became detectable in an ovule tissue 4 days after flowering and thereafter in the integument of ovule or the seed coat, but embryo and endosperm appeared to remain virus-free. The virus in the seed coat lost its infectivity as the seed matured. The results obtained in these experiments are consistent with the previous observation that tobacco mosaic virus can not be seed-transmitted in petunia.
- 日本植物病理学会の論文
- 1983-04-25
著者
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