わが国におけるカンキツそうか病菌のベンゾイミダゾール系薬剤に対する耐性菌の出現
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概要
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Fifty-nine isolates of Elsinoe fawcetti Jenkins were obtained from scab pustules of diseased leaves collected from 10 citrus fields in Ehime, Oita and Miyazaki Prefectures where it was reported that scab control with the spray of benzimidazole fungicides was not effective. These isolates were classified into four types as follows : i) sensitive type which does not grow on PDA medium containing benomyl 1μg/ml, ii) weakly resistant type grows on benomyl 1μg/ml, iii) intermediately resistant type grows on benomyl 50 μg/ml, and iv) highly resistant type grows on benomyl 500〜1,000 μg/ml. The normal spray concentration of benomyl (250 μg/ml) not effective for the control of scab disease in potted citrus nursery plants inoculated with isolates displaying intermediate or high resistance. On the other hand, in the case of isolates with weak resistance, the control was slightly less effective than in the case of sensitive isolates. Isolates with weak and intermediate resistance levels grew on PDA medium containing a higher concentration of a mixture of diethofencarb and thiophanate-methyl (DET) as compared with the highly resistant isolates. Both dithianon (D) and the mixture of dithianon and thiophanate-methyl (DT) were effective in the control of the growth of mycelial colonies on medium in the case of three types of isolates resistant to benzimidazole. The DET, DT and D fungicides showed effective control in the experiment using potted citrus nursery plants which were inoculated with highly resistant isolates.
- 日本植物病理学会の論文
- 1994-08-25
著者
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