Agrobacterium tumefaciens によりタバコの核DNAに導入したキュウリモザイクウィルスサテライトRNA配列の安定性
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概要
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トマトにえそを生じないキュウリモザイクヴイルス(CMV)サテライトRNAの単量体cDNAコピーをカナマイシン耐性遣伝子とともにAgrobacterium tumefaciensのバイナリーベクター系を用いてタバコの核DNAに導入した。導入遣伝子の安定性を確認するため,団定系統を得たのち,自殖5代目までについてカナマイシン耐性ならびにCMV接種によるサテライトRNA発現の有無を検定した。さらに,自殖5代目の子孫から調製しだDNAをもとに導入したサテライトRNAのcDNAをPCR法によって増幅し,クローニングした後,その塩基配列を調べた。その結果,導入した遺伝子の欠失ならびに突然変異はまったく認められなかった。
- 日本植物病理学会の論文
- 1992-10-25
著者
-
林 由美子
日本たばこ生命科学研究所
-
増田 税
日本たばこ産業(株)生命科学研究所
-
高浪 洋一
日本たばこ産業(株)生命科学研究所
-
林 由美子
日本たばこ・中研
-
桑田 茂
日本たばこ産業(株)生命科学研究所
-
小鞠 敏彦
日本たばこ産業(株)遺伝育種研究所
-
小鞠 敏彦
日本たばこ・遺伝育種研
-
増田 税
日本たばこ産業 (株) 生命科学研究所
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