キュウリの台木用カボチャに発生したカボチャ青枯病 (新称)
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概要
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An unknown bacterial wilt of the cucumber plants grafted on pumpkin rootstocks was occurred under vinylhouse conditions in Okayama, Japan, in 1989. In the wilted plants, yellowing was observed at stems and vascular bundle of rootstocks but not those of cucumber scion. The bacteria isolated from infected stems induced the wilt of cucumber plant grafted on pumpkin rootstock which was similar to the symptom caused by the natural infection. They showed distinct pathogenicity to pumpkin and tomato, but not to cucumber plant with no grafting. The bacteriological characteristics of the bacterium coincided with those of the standard isolates of Pseudomonas solanacearum. On the basis of pathogenicity test and bacteriological characteristics, the bacterium was identified as Pseudomonas solanacearum (Smith 1896) Smith 1914. Bacterial wilt of pumpkin was proposed for the name of the disease.
- 日本植物病理学会の論文
- 1992-04-25
著者
-
岡本 康博
(現)岡山県経済農業協同組合連合会
-
伊達 寛敬
岡山県立農業試験場
-
尾崎 克己
農林水産省野菜・茶業試験場盛岡支場
-
白川 隆
農林水産省野菜・茶業試験場盛岡支場
-
那須 英夫
岡山県立農業試験場
-
畑本 求
岡山県立農業試験場
-
岡本 康博
岡山県農試
-
尾崎 克己
南九州大
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