画像の可変ブロック符号化における双1次曲面パッチの最小2乗推定
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概要
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濃淡画像を逐次十字型に4等分割し, ブロック内の輝度値を双1次曲面パッチによって近似して符号化する.ブロック歪みが発生しないようにパッチを連続に保ちながら最小2乗推定し, 近似誤差を最小化する方法を提案する.この方法で符号化すると, ブロックの頂点輝度数値でパッチを固定する従来の復号化が適用できる.また, 近似画像の構成要素である基底画像は互いにCauchyの関係を満たし, ブロックの頂点輝度数値を制御して画像全体の輝度値を変換することが可能である.最小2乗推定によって各種標準画像の画質をいずれも約1.0dB向上させる.量子化が及ぼす最小2乗推定への影響は小さいことを示す.
- 2002-01-15
著者
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