MOS LSIの信号の流れる方向を決定するアルゴリズム (<特集>電子システムの設計技術と設計自動化)
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概要
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本論文では, MOSトランジスタの信号の流れる方向を決定する効果的なアルゴリズムについて述べる. トランジスタレベルでのタイミング解析において, フォールスパスを除去する問題は, トランジスタの信号の流れる方向を決定する問題と深く関係している. 本論文で提案したアルゴリズムは, フォールスパスの問題を解くのに非常に貢献している. 計算機実験によれば, 本提案アルゴリズムを実装したタイミング解析ツールは, ほとんど100%のトランジスタの信号の方向を決定した. このように高い確率で信号の流れる方向を決定できることにより, フォールスパスを除去するのみならず, パス探索時に双方向の場合を考える必要がなくなり, タイミング解析の処理時間も短縮できる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-04-15
著者
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山田 正昭
株式会社東芝半導体設計・評価技術センター
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山田 正昭
(株)東芝半導体設計・評価技術センター
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山田 正昭
株式会社 東芝 半導体設計評価技術センター
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栗林 元隆
株式会社東芝半導体設計・評価技術センター
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竹内 秀輝
株式会社東芝半導体設計・評価技術センター
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辻本 順一
株式会社東芝デバイス技術研究所
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外岡 康宏
株式会社数理システム
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黒岩 健太郎
株式会社数理システム
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