離散化関数の計算法
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概要
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この論文では次のような四種の離散化関数δ^-_ _i(x)=Σ^^∞__<k=1>{1/(k+x)^i+(-1)^i/(k-x)i}τ^^-_i(x)=1/x^i+δ^^-_i(x),δ^^-_i(x)=Σ^^∞__<k=1>(-1)^k{1/(k+x)^i+(-1)^i/(k-x)^i},τ_i(x)=1/x^i+δ^^-_i(x) : 0≦x≦1/2;i=1,2...の性質およびその計算法について述べている.これらの関数はFourier係数の漸近展開式を,台形則による離散Fourier係数または中点則による離散Fourier係数に関するAliasingの式に代入すると得られる関数である.これらの関数を効率的に計算し,FFT(高速Fourier変換)により得られる離散Fourier係数を適当に補正すると高精度のFourier係数を得ることができる.また,Gibbsの現象を生じない近似を得ることができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-07-15
著者
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