設計・研究用データ管理システムの開発
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概要
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技術計算を必要とし, かつ大規模なデータを扱う設計・研究部門における有効なデータ活用をめざし.「設計・研究用データ管理システム」を開発した. 対象とするデータは, 1)データ量が大規模かつ多種類, 2)デーク構造が頻繁に変わるなどの特徴をもち, 共通なデータベースにより一括して管理することは難しい. データ自体は従来の管理形態(各ユーザの個人管理)とし, 必要データのみ抽出しデータベースを作成・利用する方式をとった. 本システムは, この方式を実現するため, 1)2段階のデータ検索(ファイル検索とファイル内データの検索), 2)既存データの使用形態の継続, 3)ファイル検索ごとの対象ファイル内データのデータベース化を骨子とするシステムとした. 本方式は,「ファイル検索プロセス」と「データ変換プロセス」を導入した点に特色がある. データ変換プロセスでは, 汎用的なデータ変換プログラムと各ファイルに固有なデータ構造情報を用い, 任意のアプリケーションプログラムの入出力データを, 関係データベースに変換する. 設計・研究部門の種々の技術計算業務でケーススタディをし, その機能および処理時間とも実用的なことを実証した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1985-11-15
著者
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