509. 能登半島東印内層の軟体動物化石群-I : 貝類化石群の一般的考察
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概要
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本報は先に報告した「能登半島の中新世軟体動物」の第2報である。今回は先に報告した地域をも含めた, 能登半島北東部に広く分布する東印内層の貝類化石群について研究を行つた。その結果, 東印内層の貝類化石は4層準から産出することを明らかにし, 各層準, 産地毎の化石内容の変化, 岩層変化, 産状, 採集の難易, 成, 幼貝の水平的変化, 他の動物化石との関係その他についてくわしい考察を行なつた。
- 日本古生物学会の論文
- 1966-09-30
著者
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増田 孝一郎
Department of Geology, Miyagi University of Education
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増田 孝一郎
Department Of Geology Miyagi University Of Education
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