GPS情報を利用した歩行者向け実写道案内システムの検討(セッション3)

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概要

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GPS付き携帯電話の普及により、歩行者への道案内サービスが広まりつつあるが、現時点ではわかりやすさの面でまだ十分なサービスが提供できているとはいえない。筆者らは、案内経路上の実写案内画像を順次提供して利用者を目的地に導く実写道案内システムの構築と検討を行ってきた。このシステムに関し、GPSからの位置情報を利用するようにシステムの拡張を検討した。その結果、わかりやすい道案内を行うためには、端末測位精度は3m程度であり、移動履歴から進行方向を推定して適切な情報を提供し、案内情報提示位置と端末との距離に応じて情報の詳細度を変更することが必要であることと考えられる。本報告ではこの検討内容に関して述べる。
社団法人情報処理学会の論文
2005-03-10

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