海岸に出現するクルマエビ属ポストラーバの査定
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概要
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フィリピンではウシエビポストラーバは養殖用種苗に利用されているが,時折査定ミスがみられる。そこでクルマエビ属ポストラーバの査定を試み,2種,2グループに分類した。1) P.monodon:大型で色素胞がよく発達,第1触角内鞭は外鞭の2倍以上, 2) P.semisulcatus:小型で尾扇中央部で色素胞を欠き,内鞭は外鞭の1.6-2倍, 3) P.merguiensis group:小型で色素胞の発達が極めて貧弱で,内鞭は外鞭の1.6倍以下, 4) P.japonicus group:中間型で,色素胞はよく発達するが,第6腹節背面に小棘が列生し,額角は眼の先端を越えない。
- 日本甲殻類学会の論文
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