メディア空間による分散勤務者のコミュニケーション支援システム「e-office」
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
映像伝送を用いるグループウェアおよびネットワークサービスの一分野として、遠隔地間においてユーザとその周囲の状況を撮像した映像を常に共有する「メディア空間」(Media Space)が1980年代中頃より提案されているが、広く社会に普及しているとはいえない。一方筆者らは、分散オフィス環境にいる勤務者のコミュニケーションを支援するツールとして、メディア空間の一種である「e-office」を開発したが、社内におけるテストユーザには好評で既に実験開始より約1年半を経過している。今回筆者らは「e-office」の効果をできる限り定量的に測定するため、1年以上「e-office」を利用しているグループに対しその利用機能を意図的に制限し、コミュニケーション量の変化を測定する調査を行った。その結果、メディア空間が分散勤務環境にある勤務者間のコミュニケーション促進に有効に機能していることを確認した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-10-18
著者
関連論文
- テレワークパテント出願実践編(テレワークパテント第3回,教養のページ)
- 第2回 テレワーク実践企業における特許取得効果(テレワークパテント,教養のページ)
- プライバシ侵害問題を軽減することを重視したメディア空間への携帯電話機アクセスに関する研究(ユニバーサルサービス,人間中心のユニバーサル/ユビキタス・ネットワークサービス)
- テレワーカーのための知的財産権入門(第1回)(新連載,教養のページ)
- 小学生を対象とした企業テレワークの意識調査報告(報告部門)
- 第1回 テレワーク研究・実践で「特許」を取得するには(テレワークパテント)
- メディア空間による分散勤務者のコミュニケーション支援システム「e-office」
- メディア空間による分散勤務者のコミュニケーション支援システム「e-office」
- 40-2 分散勤務者用メディア空間におけるメッセージ通信機能の実装
- 非線形キャンセラを用いた大きな干渉波に埋もれた希望小信号の検出
- 学会誌編集委員会より(学会誌編集委員会,学会活動だより)
- 理事会学術部 報告(理事会,学会活動だより)
- わくわくする学会誌を目指して
- 学齢期の職業観形成とテレワークへの影響に関する序論的考察(教育・人材育成とテレワーク)
- 大震災直後の安否確認におけるICTツールの活用状況(大震災とテレワーク)
- Telework in Latin America聴講記(海外だより,テレワークフォーラム)
- 駐日外国大使館の自国民向け情報を用いた災害危険度の確認(コラム,大震災とテレワーク)
- 日本テレワーク学会国際委員会ワークショップ Telework in Europe, Nordic Countries and Finland 開催にあたり
- 特集論壇 テレワークを支援するICTツールの変遷と課題 (特集 テレワークを支援するICTツール)
- 国際テレワークで日本を救う
- テレワークを支援するICTツールの変遷と課題(テレワークを支援するICTツール)
- グローバル人口動態からみたオフショア・コールセンター立地に関する検討(グローバリゼーションとテレワーク)
- 編集長退任にあたって