インターネット上の情報の与信システムについて
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概要
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電子署名付き文書の信頼度は、使用された署名システムのセキュリティレベルや運営方法などに応じて一定の限界を持つ。電子署名の検証系は「正しい/誤り」の2値的評価しか返すことができないので、情報の信頼度の観点からの情報への与信とその評価を行なうための別のシステムが必要となる。 本論文では、インターネット上で交わされる情報に対する多値的な格付け評価を行う与信システムの構成方法について提案する。提案するシステムは、格付け機関(Rating Bureau)が情報の信頼度を評価することを前提にし、信用情報を署名付き情報本体とは独立したRDFで記述されたメタ情報として扱うことにより情報の信頼度の検証系と署名検証系とを分離することを特徴とする。情報の信頼度に関する判断は、受信者のポリシーを表現するルールとメタ情報に基づいて信頼度の判断を行なうTrust Engineが行う。
- 1999-07-09
著者
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