ネットワーク管理者の法律上の諸問題
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概要
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ネットワーク管理者は、法的な問題にも気をつかう必要が有る。セキュリティの確保のためのプログラムやガイドラインにおいて、法的な観点からの実効性の確保については常に気を配っていなければならない。また、電子メールのモニターについても、通信の秘密との関係で問題があり、とくに、モニターについて就業規則などで明示しておいた方が法的な問題を後に残さないで済む利点がある。さらにプロバイダーなどにおいては、犯罪捜査での関係で、捜索・差押の対象となったり、通信の発信者の開示を要請されたり、また、ログの保存を命じられる可能性が議論されるなど困難な問題がたくさんある。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-03-05
著者
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