複数のデータベースからの知識発見 : 肝機能検査データに関する因果モデルの比較と評価
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概要
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本論文では,アクティブマイニングの一例として,対話型進化計算を用いて2つの医学データベースから肝機能検査に関する共通の因果モデルを探索する.データの互換性が保証されない複数のデータセットにおいては,単なる併合やモデルの統合はできない.そこで,各データセットから因果モデルを同時に探索する問題を設定し,属性選択の手続きに対話型進化計算を取り入れたデータマイニングツールを試作した.モデルに対して人間が対話的に主観的評価を行うことで,,利用者の積極的なフィードバックの下に,進化計算によって効率的な仮説空間の探索を実現した.最終的に,利用者に支持され,高い適用性の期待される因果モデルが得られた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-03-13
著者
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