ヒト末梢血リンパ球の免疫グロブリン産生におよぼす細菌リポ多糖体およびその他のMitogenの影響
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概要
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PWM刺激ヒトリンパ球におけるBリンパ球からIg産生細胞への分化過程に, LPSやそのほかのmitogenがどのように影響するかをしらべた.PWMとLPSを同時に添加すると, Ig産生反応は促進された.この促進効果はTリンパ球の分裂を必要としなかつたが, LPSはBリンパ球の分化過程におけるTリンパ球の役割を代行し得なかつた.一方, LPSで前処理したリンパ球をPWMで刺激した場合, Ig産生反応は著しく抑制された.この抑制効果はTリンパ球の補充によつて相殺された.各濃度のPHA, Con AをPWMと同時に添加した場合, いずれもIg産生反応は著しく低下した.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1978-05-30
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