衝突弾性接触問題の有限要素解析のための二物体の分離状態における仮想仕事の原理
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概要
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二物体の分離状態の仮想仕事の原理を接触状態の原理から誘導する. さらに分離状態の運動方程式を本原理から微小変形用二次元FEMで定式化する. 本原理を確かめるために, 一端固定棒が両端自由棒で縦衝撃を受ける場合の二次元弾性挙動を調べる. 接触・分離の両原理が遠心力など非線形成分のある衝撃弾性接触問題のFEM解析に適用できることを示唆した. また両原理は大変形接触問題の取扱いに必要な増分原理に容易に変換できる.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1980-11-25
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