Staircase法による疲れ試験 : 試験片の数が少ない場合(続報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In the conventional method of the fatigue test, the accuracy of the endurance limit cannot be estimated. On the other hand the statistical methods represented by the probit method, the staircase method and so on require large number of test pieces. In the previous report the fatigue test by staircase method with small samples was presented. However it was assumed that the standard deviation σ of the endurance limit is known, and the accuracy of the endurance limit was not thoroughly discussed. This report treats the case in which σ is unknown. Since the size of the step in the staircase method must be approximately equal to σ, it is necessary to find σ. The fatigue test is performed in the neighborhood where the S-log N curve is represented approximately by the straight line having a negative slope. The experimental results are plotted in the S-log N diagram, and the regression analysis is applied to find σ. This method is presented and thebasic assumptions are considered. The methods of calculating the confidence limit of the mean value and the tolerane limit of the endurance limit are discussed. "The tolerance limit" corresponds to "the lower limit of the endurance limit", and it is defined from the statistical point of view. At the end of this report these methods are applied to some experimental examples.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1961-07-25
著者
関連論文
- ナットおよびボルトの座面振れの測定と評価(機械要素,潤滑,工作,生産管理など)
- ナットおよびボルトの座面振れに関する統計的検討
- 植込ボルト(精級メートルねじ)日本工業規格(案)について
- 超音波探傷法によるボルトの疲労破壊予知
- ステアケース法を用いた転がり軸受の寿命試験
- ステアケース法によるセラミックス玉軸受の寿命試験
- セラミックスボールの新しいラッピング方法の提案
- 精度設計研究分科会報告
- 最大実体原理の単純な例への統計的手法の応用
- トルク法におけるねじの適正締付力の求め方(論文抄録)
- リニヤスケール経年変化の調査
- ねじ転造ダイスのねじ山公差について
- 平形ダイスねじ転造盤における転造圧力について
- マスタねじ研削盤の試作研究
- レーザ干渉ねじリード測定機の実用化
- 電気標準用ボビンのリード精度の非接触自動測定
- ねじ公差方式と歯車公差方式の比較
- 残留応力によるねじの疲労強度の予測
- 幾何公差とその検証
- ねじの疲れ強さに関する一仮説
- 超音波振動系におけるねじ結合部の特性
- 電気標準用ボビンのピッチ精度測定
- 歯車ホブのリード誤差の自動測定
- ねじ締結体の変形解析 : 円板を一組のボルト・ナットで締め付ける場合
- 幾何学的公差表示方式標準化の現状
- 狭い意味での精度設計(設計論特集号)
- レーザ干渉及び工学的フィーラによるねじリードの自動測定
- 最大実態原理の国際標準化をめぐる最近の動き
- ねじの国際標準化に関する最近の話題
- 高強度ボルトの疲れ強さ向上について
- 疲れ強さを向上させるねじ山形に関する研究
- ねじの締付管理方法の比較
- ねじ締結体の内力係数 : 被締結体が中空円筒の場合
- 差速式ねじ転造盤に関する研究 : 第2報, 転造動力ならびにダイス外径のきめ方
- 差速式ねじ転造盤に関する研究 : 第1報, 転造圧力ならびにダイス間隔のきめ方
- 差速式ねじ転造盤に関する研究 : 第2報, 転造動力ならびにダイス外径のきめ方
- 差速式ねじ転造盤に関する研究 : 第1報, 転造圧力ならびにダイス間隔のきめ方
- 塑性域ねじ締結の特性 : T字形フランジ締結体の耐疲労特性
- 繰返し荷重を受けるねじ締結体における負荷と強度の関係
- 塑性域ねじ締結の特性 : 締付軸力のばらつきと耐疲労性
- ねじ締結体の設計システム(第4報) : シリンダカバー締結体の強度設計
- ねじ締結体の疲労強度 : ねじ締結体が連接棒の場合
- 管用平行ねじ日本工業規格(案)について
- ねじ締結における被締付け物のばね定数について
- トルク法におけるねじの適正締付け力に関する研究 : トルク係数に関する実験的検討
- ねじ締結における被締め付け物のばね定数について
- 工作測定と新しい交差方式(計測・測定V)
- 「切削・研削工具」小特集号によせて
- ISO/TC1およびTC2のワシントン会議に出席して
- ねじ用線径の標準化試案
- ISO/TC 3/WG 1(統計的公差)
- トルク法におけるねじの適正締付力の求め方
- ねじのしまりばめに関する研究
- ねじのしまりばめに関する研究
- ISOねじ公差方式導入にともなう問題点に関する一考察
- ねじの有効径公差とピッチ誤差・山の半角誤差との関係
- ねじの疲れ強さ(ねじに関するシンポジウム)(「精密工業の最近の進歩」)
- 転造条件が転造ねじの疲れ強さに及ぼす影響 : 第3報, 転造Vみぞ付試験片の回転曲げ疲れ強さ, 続報
- 転造条件が転造ねじの疲れ強さに及ぼす影響 : 第3報, 転造Vみぞ付試験片の回転曲げ疲れ強さ, 続報
- 転造条件が転造ねじの疲れ強さに及ぼす影響 : 第2報, 転造Vみぞ付試験片の回転曲げ疲れ強さ
- 転造条件が転造ねじの疲れ強さに及ぼす影響 : 第2報, 転造Vみぞつき試験片の回転曲げ疲れ強さ
- ナット座面直角度の測定と評価 (第2報, 直角度の分布とその考察)
- 割出誤差測定結果の統計的解析
- Staircase法による疲れ試験 : 試験片の数が少ない場合(続報)
- Staircase法による疲れ試験 : 試験片の数が少ない場合(続報)
- 転造条件が転造ねじの疲れ強さに及ぼす影響 : 第1報, 転造条件の検討
- 転造条件が転造ねじの疲れ強さに及ぼす影響 : 第1報, 転造条件の検討
- Staircase法による疲れ試験 : 試験片の数が少ない場合
- Staircase法による疲れ試験 : 試験片の数が少ない場合
- ねじの転造
- 平形ダイス式ねじ転造盤における転造圧力について
- ユニファイねじとウイットねじとの互換性
- ねじの強度 : 文献の展望