セルフヘルプグループの継続要因と保健婦の役割
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概要
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K区内にある10年以上継続しているセルフヘルプグループ, 「パーキンソン病友の会」, 「精神家族会」, 「K会(断酒会)」の会長に面接調査を行った。また保健所に既存する記録や保健婦からの情報により, 会の発展過程と会に対する保健婦活動を把握した。その結果, 保健婦は会の特徴や発展過程に合わせて適切な援助を行っていた事が分かった。また3つの会が継続している要因として, リーダーシップをとれる人が存在すること, 会員同士に仲間意識があること, 会場として身近な場所が確保されていることなどが明らかになった。
- 1999-03-20
著者
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石 純子
東京都立保健科学大学
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[タカ]石 純子
東京都立保健科学大学
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多賀 章子
江戸川区立葛西保健相談所
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笠原 奈津子
江戸川区立鹿骨保健相談所
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沼田 ひろみ
船橋市役所保健指導課
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平尾 美樹
東京女子医科大学付属病院
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