硼酸塩ガラス融液の密度について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In the present experiment the densities of melts in the system Li_2O-B_2O_3, K_2O-B2O_3, BaO-B_2O_3, SrO-B_2O_3, Li_2O-K_2O-B_2O_3, Li_2O-Na_2O-B_2O_3, and K_2P-BaO-B_2O_3 were measured by a counterbalanced-sphere method at temperatures ranging approximately from 800゜ to 1250℃. The results of the measurement are shown in Table1, Fig. 1, Fig. 2 and Fig. 3. The more direct way of showing the effect of addition of alkali oxide upon B-O network in alkali borate glass is to study the apparent molar volume (V) calculated from the density data as a function of composition. Fig. 4 illustrates the effect of alkali oxide addition upon the molar volume of the melts. The composition of the data of the three systems shows that the apparent molar volume of the lithiumborates is definitely lower than that of the two other alkali borates. On a mole basis the order of the contracting effect of the B-O network is Li > Na < K. A similar observation can be made for the data of BaO-B_2O_3 and SrO-B_2O_3 glass melts as shown in Fig. 5. The relationships between the apparent molar volume of binary alkali-borate glasses and alkali oxide content are shown in Fig. 7 and Fig. 9. If one alkali oxide is progressively substituted for another it is found that the molar volume varies linearly with the molar fraction of alkali oxide substituted when the molar fraction of B_2O_3 is constant.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1965-03-15
著者
関連論文
- 水酸化ランタンの熱分解過程に関する研究
- 硫酸ランタンおよび炭酸ランタンの熱分解過程について
- 溶融ガラスによる電鋳耐火物の浸食
- 第2回 粉体に関する討論会傍聴記
- 窒化アルミニウム焼結体について
- チタン酸アルミニウムの水素による還元について
- 鉄を含む珪酸塩ガラスの磁性について
- 熔融ガラスの均質化に関する模型実験 : タンク窯の動特性について
- ガラスタンク窯内の熔融ガラスの流れに関する2,3の実験式について
- タンク窯内の熔融ガラスの流れに関する模型実験条件の検討
- LaFeO_3の焼結に及ぼす添加剤の影響
- ガラスの示差熱分析
- 低融点スラグの粘性について
- PK発光X線スペクトルによるリンの状態分析
- ゲルマン酸塩ガラスの暗化・退色特性
- CeO_2-Na_2SおよびGeO_2-Na_2O系ガラスの物理的性質 : I. 弾性的および熱的性質
- アルカリ珪酸塩ガラスの熱膨脹特性
- 3CaO・SiO_2 及びその固溶体の熱分解について
- 二酸化ゲルマニウムの六方晶系より正方晶系への転移
- チタン酸アルミニウムの還元について
- 溶融ガラスの粘度に関する研究(第1報) : 球引上げ法による粘度の測定
- 混合アルカリ珪酸ガラス中のクロムの分光特性
- 二成分系ガラス中のニッケルおよびクロムの分光特性
- B_2O_3-PbO ガラスの弾性的性質およびビッカースかたさについて
- 硼酸塩および珪酸塩ガラス中のクロムの分光特性
- LaMnO3の焼結におよぼす酸化物添加の影響
- 3CaO・SiO_2の熱分解に及ぼす添加物の影響
- 3Cao・SiO_2の熱分解
- B3.粒子分散系中の微粒子の粒度測定について(研究発表講演要旨)
- ZrO_2-TiO_2 系の固相反応
- アルカリ硼酸塩ガラスの密度
- ジルコン合成の反応速度に及ぼす添加剤の影響
- As-Se系ガラスの熱処理と結晶化
- As_2Se_3-X (X=S, Te, Tl) 系およびAs_2Se3-As_2S 系ガラスの弾性的性質
- As-Se系ガラスの熱膨張係数とガラス転移温度
- As-Se系ガラスの弾性的性質
- ハロゲン含有アルカリ硼酸塩ガラス中のコバルトの分光特性
- As-Se, As-Se-S, As-Se-TeおよびAs-Se-Tl系ガラスの粘度
- 固體燃料の燃燒について : 第2報
- ニューセラミックス : 材料とその応用, ニューセラミックス懇話会編, 1977年8月30日, 日刊工業新聞社発行, A5判, 321頁, 3,900円
- ガラスの化学
- 無機高分子, 材料物性とその応用 : 田中雅美, 服部 信著, 205頁, A5判, 1973年, 日刊工業新聞社, 1800円
- Refractories and Their Uses : K. Shaw著, 269頁, A5判変形, 1972年, Applied Science Publishers Ltd., 5150円
- リンケイ酸ソーダ・ガラスの分相
- 鉛ガラス融液からのガラス成分の揮発
- ゾルーゲル法によるジルコンの合成
- アルカリ硝酸塩と硝酸マグネシウムとから成る二成分混合物の熱重量分析
- 高濃度のアルカリを含む混合アルカリ硼酸塩ガラスの密度
- 混合アルカリ鉛珪酸塩ガラスの軟化領域での粘度
- 混合アルカリ鉛珪酸塩ガラス融液の粘度
- 混合アルカリ鉛珪酸塩ガラスと硝酸リチウム融液との反応に及ぼすガラス組成の影響
- 硼酸塩ガラス融液の密度について
- 8.アルカリ硼酸塩ガラスの密度(研究発表講演要旨)
- 二成分系ハロゲン化物融液および溶融ガラスの密度
- コバルトを含むリン酸塩ガラスの分光特性および磁気的気質
- ガラスの粘度測定用貫入式粘度計
- As-Se-S 系および As-Se-Tl 系ガラスの粘度について
- プロパンガス燃焼における煤の生成機構について
- As-Se,As-Se-S,As-Se-Te,As-Se-Tl系ガラスの密度および熱処理による密度変化
- ガラス層内の熱伝達
- 第1回粉体に関する討論会傍聴記
- 電気化学 II, 吉沢四郎, 渡辺信淳 著, B6判, 182ページ, 550円, 昭和43年3月, 共立出版発行
- 新しいガラス・セラミックス・合成宝石, 浅原昭三,井本 稔,崎川範行,武藤義一 共編, A5判, 145ページ, 550円, 昭和42年9月, 共立出版発行
- Composite Materials, L.Holliday編著, A4判変形, 540ページ, 7800円, 1966年2月, Elsevier Publishing Company発刊
- 電気化学 I, 京都大学教授 吉沢四郎, 京都大学助教授 渡辺信淳共著, B6版, 158ページ, 500円, 昭和41年2月25日, 共立出版発行
- 耐熱材料ハンドブック, 東北大学教授 今井勇之進, 東京工業大学教授 河嶋千尋編集, A5版, 1058ページ, 6000円, 昭和40年11月30日, 朝倉書店発行
- 工業鉱物化学, 東京都立大学助教授・工学博士, 金沢孝文著, A5版, 250ページ, 880円, 昭和40年9月15日, 共立出版発行
- 電気化学実験法, 京都大学教授・工学博士, 吉岡四郎編, A5版, 387ページ, 1,300円, 昭和39年6月25日, いずみ書房発行