血腫(水腫)除去術後脳内血腫が発現した慢性硬膜下血腫および水腫の3例
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概要
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The authors encountered three cases of intracerebral hematoma (ICH) occurring early after surgery for chronic subdural fluid collection. A 54-year-old male complained of speech disturbance and facial weakness 22 hours after irrigation of a chronic subdural hematoma (CSH). Computed tomography scan showed an ICH beneath the previously removed CSH. His neurological deficit disappeared with conservative treatment. A 73-year-old male developed expressive aphasia 14 hours after surgery for chronic subdural hygroma. The patient was treated conservatively and the aphasia was still present 1 year after the ictus. A 3-month-old boy developed a left ICH and had a generalized convulsion 60 hours after irrigation of bilateral CSH. With conservative treatment there was no neurological deficit 1.5 months after the episode. Almost all of the reported ICH appeared in the subcortex just beneath a previously evacuated collection of subdural fluid. The symptoms were rapid deterioration of consciousness and focal neurological deficits developing soon after surgery. One possible mechanism of ICH is diapedesis through increased permeability of parenchymal blood vessels due to the sudden increase in cerebral blood flow after longstanding extracerebral fluid collection. The prognosis of this complication is poor. Therefore, subdural fluid should be removed slowly to avoid sudden decompression.
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1987-11-15
著者
-
林 龍男
聖マリアンナ医科大学東横病院 脳神経外科
-
関野 宏明
聖マリアンナ医大脳神経外科
-
小林 博雄
聖マリアンナ医科大学第2外科
-
関野 宏明
聖マリアンナ医科大学 救急医学
-
林 竜男
聖マリアンナ医科大学 第2外科
-
小林 博雄
聖マリアンナ医科大学第2外科学教室脳神経外科診療科
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