素粒子実験に甦える原子核乾板の技術
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
欧米では過去の実験技術として捨てられた原子核乾板の技術を日本独自の方法で絶えず革新し, 最高の空間分解能1μmを持つ特性を活かしながら, 最先端の素粒子物理学の分野で成果を上げてきた経過について述べる. 原子核乾板の技術はコンピュータ制御の自動飛跡解析機と, 原子核乾板・カウンター複合実験法とにより, 今また素粒子物理学におけるユニークな実験技術として甦った.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1990-01-05
著者
関連論文
- オーストラリアにおける気球エマルジョンチェンバー実験
- 30a-MF-7 Observation of decays of short-lined neutral particles produed in 400 GeV/c proton interaction
- 気球による新粒子の観測
- 31a-AF-1 400GeV/c陽子相互作用におけるVeventsと多重発生
- 4a-SE-5 Analysis of 400 GeV/C proton interactions tagged by high energy γ rays
- 4p-F-2 宇宙線ジェットシャワーの精密解析
- 4p-B-11 高エネルギーγ線をともなう303 (GeV/c)陽子衝突の解析
- 27a-C-3 200, 300 GeV/c 陽子による高エネルギーγ線をともなうジェットシャワーの解析I
- 2p-F-7 "X"粒子について
- 2p-F-5 Jet Showerの精密解析 I
- 4a-E-1 原子核乾板(ECC)の自動解析
- 5a-S-6 超高エネルギー素粒子相互作用における2次粒子 II
- 5a-S-5 超高エネルギー素粒子相互作用における2次粒子 I
- プログラムブーメラン気球
- ブーメラン気球 II
- B_-1号機飛しょう性能試験
- 一次電子の観測について
- 4a-B-10 飛行機ECCによるジェット現象
- 小川さんの学問と科学者活動(小川修三さんの人と学問)
- 高エネルギー一次電子
- CERNにおける日本人の研究活動
- G. Bellini, A. Bettini and L. Perasso 編: Proceedings of Physics in Collision 3 and of the Workshop on Search for Heavy Flavours, Como, 1983, Editions Frontieres, Gif sur Yvette, (1984), xii+506ページ, 26×17.5cm, 19,500円.
- 4p-F-4 入射粒子の励起を含む火の玉モデル
- エマルションチェンバーによる新素粒子探し
- シャワー粒子の角分布について(§4 写真乾板による実験結果,II 実験の部,中間子の多重発生,総合報告)
- 9a-E-8 X線フィルムによるカスケードシャワーの測定 II
- チャーム粒子と宇宙線研究(2.宇宙線研究と加速器,学問の系譜-アインシュタインから湯川・朝永へ-,研究会報告)
- 中間子多重発生データの丹生模型的分析(1)
- Observation of high energy interactions at aeroplane altitude (「素粒子の模型と構造」研究会報告)
- プログラムブーメラン気球II
- 高エネルギー宇宙電子の観測
- ジェット機によるγ線の観測 : 宇宙線
- 高エネルギー宇宙電子の観測
- X-Ray Filmによるカスケード・シャワーの計測I : 原子核実験(高エネルギー)
- ブーメラン気球
- ゴンドラ降下地点の予測(II)
- ゴンドラ降下地点の予測
- 気球アクセサリー(II,気球,観測および計装)
- 11p-B-2 乗鞍山上における高エネルギーγ-線のエネルギースペクトラム
- 8p-B-3 気球飛場に関する二 三の問題
- 24D5 エマルジョン・チェンバーによる超高エネルギー ジェット・シャワーの研究
- 16E-18 エマルションチェンバーによるジェットシャワーの研究
- 14a-D-1 フジ原子核乾板MESの性能について
- 19K-17 中間子多重発生の新しいモデル
- 素粒子実験に甦える原子核乾板の技術
- チャーム粒子と宇宙線研究(2.宇宙線研究と加速器,学問の系譜-アインシュタインから湯川・朝永へ-)
- 素粒子の飛跡解析を完全自動化
- 超高エネルギー宇宙線と取組む・望まれる各大学間の協力態勢
- 両面塗布原子核乾板を用いて発見した「裸のチャーム粒子」研究の歴史 (特集 拓け行く原子核乾板応用の地平)
- 南部陽一郎・小林誠・益川敏英の3氏のノーベル物理学賞受賞記念 写真乾板で発見した新素粒子の飛跡--歴史的回顧
- 素粒子発生のメカニズムを探る(日本の科学の課題と展望-2-)
- チャ-ム粒子の検出と寿命測定
- 素粒子物理の現状-3-宇宙線による素粒子物理
- チャーム粒子の発見