地域保健施設における運動プログラムが脳血管疾患片麻痺者の身体活動能力と生活関連動作にもたらす効果
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概要
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The purpose of this study was to implement a community-based exercise program for postdischarge stroke survivors in the public health center. The subjects were fourteen male stroke survivors with chronic upper and lower limb paresis (63.0±5.9 years). The study design was quasiexperimental, with each subject serving as his own control. All subjects have to meet following inclusion criteria (1) first stroke resulting in hemiplegia, (2) at least 6 months post-stroke, (3) able to walk independently, and (4) free from grave aphasia, apraxia, agnosia, or disequilibrium. A 25-week (2 deek) training program consisted of a warm-up, lower and upper extremity muscle strengthening, recreational activities, walking training, and a cool-down. The duration of this program is approximately 70 minutes a day. The outcome measure was the 12 functional fitness test items and questionnaire in activities parallel to daily living. Significant improvements (P<0.05) were found for handgrip strength, knee extension strength, tandem balance, standing and sitting, and timed up and go in the treatment period. However, the scores in activities parallel to daily living were not significant. These results suggest that they may attain significant functional improvements in response to implementation of a community-based exercise program. In conclusion, post-discharge stroke survivors can improve their functional fitness status by participating in a community-based exercise program.
- 日本体力医学会の論文
- 2002-08-01
著者
-
伊佐地 隆
茨城県立医療大学付属病院
-
田中 喜代次
筑波大学体育科学系
-
中村 容一
流通経済大学スポーツ健康科学部
-
重松 良祐
三重大学教育学部
-
坂井 智明
筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ医学専攻(健康スポーツ医学)
-
伊佐地 隆
茨城県立医療大学
-
坂井 智明
筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ医学専攻(健康スポーツ医学):筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻(健康体力学)
-
中村 容一
筑波大学大学院体育科学研究科
-
伊佐地 隆
茨城県立医療大
-
田中 喜代次
筑波大学体育研究科
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