増殖に及ぼす密度の影響と関連したアズキゾウムシの地方的差異
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概要
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Using the Azuki bean weevils C. chinensis, obtained from 13 different localities in Japan, the effects of the population density upon fecundity, fertility of the eggs deposited, mortality during the preimaginal period, and progeny population were studied under the controlled experimental condition of 30℃, 75 percent R. H., and the illumination of 16 hours. The curve representing the relation between the density of the weevils and the number of their progeny was convex in general. However, the absolute values at equilibrium state, the peaks of the curve, and the velocities of the population growth at the initial stage were variable. A conspicuous variation was found in the relation between the number of deposited eggs and mortality at the egg stage among the localities, and this seems to be due to the variation in adult activity. The egg mortality tended to be heigher in the active type of C. chinensis than in the sluggish ones. The numbers of eggs per female were also different among the localities. Despite these differences, there was no remarkable difference in the relation between the number of larvae and that of the emerged adults per bean. Therefore, the local difference in the absolute value of progeny population may mostly be caused by the variations of egg fertility and adult activity. From the view point of the emergence of the active weevils, it is noted that the velocity of population growth at the initial stage tended to be fast in C. chinensis at the localities which the percentage of the active type was low.
- 日本生態学会の論文
- 1969-06-01
著者
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