日本およびアメリカの薬学教育カリキュラムの比較と薬学生の意識調査 : 日米4大学における調査と薬学教育モデル・コアカリキュラムの解析
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概要
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In August 2002, the Pharmaceutical Society of Japan proposed "Model Core Curriculum for Pharmaceutical Education" as a means of improving pharmaceutical education and raising it to a more advanced level to meet changing health care needs in Japan. It has yet to be evaluated in detail. In the present study, we compared the curriculum in use at Showa University with the American style Pharm D pharmacy education program that has been implemented in Oregon State University, and noted the differences. We also conducted student surveys at 4 universities in the United States and Japan to ascertain their images of being a pharmacist and the content of the curriculums, and compared them between the two countries in order to identify problems and areas that need improvement. Another aim of the surveys was to evaluate the practicality of the new Model Core Curriculum. Some of the major points of comparison between the curriculums in Japan and America were learning objectives, educational strategies and student evaluations. Particular features of the American system were group discussions among students for the purpose of solving clinical problems and practical training sessions from the early stages to help students learn about the role of the pharmacist and importance of good teamwork with other medical staff step by step. A total of 729 people took part in our questionnaire and their responses revealed that more American students than Japanese students were satisfied with their pharmaceutical education and felt that they were acquiring skills that would be useful to them after graduation. Thus, for the new model curriculum in Japan to be most effective, both faculty and students must fully understand its educational goals and appreciate the importance of simulating clinical situations in curriculum. Further, in their evaluations of students, lecturers must give them feedback that enables them to realize the degree of progress they have made towards curriculum goals.
- 日本医療薬学会の論文
- 2005-05-10
著者
-
木津 純子
共立薬科大学実務薬学講座
-
向後 麻里
昭和大学薬学部病態生理学
-
木内 祐二
昭和大学薬学部病態生理学
-
木内 祐二
昭和大学薬学部 病態生理学講座
-
山田 友子
昭和大学薬学部病態生理学教室
-
Kradjan Wayne
オレゴン州立大学薬学部
-
木内 祐二
昭和大学薬学部
-
木内 祐二
昭和大学 薬学部病態生理学教室
-
向後 麻里
昭和大学附属藤が丘リハビリテーション病院 薬局
-
木津 純子
共立薬科大学
-
木津 純子
慶応義塾大学 薬学部実務薬学講座
-
向後 麻里
昭和大学薬学部
-
木内 祐二
昭和大学薬学教育推進センター
-
向後 麻里
昭和大学薬学教育推進センター
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