無酸素性脳症による重度健忘例の10年間に亘るリハビリテーション経過
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概要
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We report the case of a patient with severe episodic amnesia who underwent a 10-year neuropsychological rehabilitation process. A 55-year-old, right-handed male developed memory disturbance following anoxia. He constantly performed above average on semantic memory test. MRI revealed cerebellar atrophy, especially in the folium vermis. Memory rehabilitation of this patient included 5 programs: a utility exercise of external memory aids, an attention training, a story recall by drawing pictures depicting the story, the `PQRST' approach, and a couple of unrelated words recall by making a sentence including the two words. As a result, the patient's performance on memory tests (WMS-R and RBMT-J), examined repeatedly, significantly improved. Also, he became able to refer to the memory notebook and take noted. However, the patient's severe episodic amnesia remained. The internal memory strategies applied for this case did not appear effective in improving the patient's severe episodic amnesia. We speculate that the patient could learn declarative information unconsciously, as well as use of a memory notebook.
- 2002-04-18
著者
-
出江 紳一
東北大学医学系研究科肢体不自由学分野
-
出江 紳一
東海大学医学部附属病院 リハ
-
出江 紳一
東海大学医学部
-
相見 優子
粗北区立障害者福祉センター
-
安崎 文子
社会保険中央総合病院リハビリテーション部
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