学生の主体性を引き出す小児看護学教育方法・内容の検討
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概要
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本研究は、学生の主体的に学ぶ力を引き出す小児看護学の教育方法についての検討を目的とする。そこで、小児看護学における典型事例の分析より抽出したキーワードと小児看護学の学習課題から作成した課題シートを用い、テュートリアル方式を取り入れた教育方法を本学看護学科3年生を対象に行った。その後、学生の学習への取り組みや学習のしやすさに関する独自の質問紙を作成し、小児看護学を選択した学生を対象に質問紙調査を行った。その結果、ほぼ全員の学生が学習に主体的に取り組めていた。また、学習の深まりと共に子どもの像が学生の中に作り上げられると、学生は主体的に子どもに関わることを考えるようになっていた。そこで、学生は、技術演習で実際に行う看護をやってみることによって小児看護学を現実的に学ぶことになり、実践の学問として学びを得ていた。
- 埼玉県立大学の論文
著者
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齋藤 貴子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
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西脇 由枝
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
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添田 啓子
埼玉県立大学保健医療福祉学部
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岡本 幸江
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
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添田 啓子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
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添田 啓子
埼玉県立大学
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西脇 由枝
埼玉県立大学 保健医療福祉学部看護学科
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西脇 由枝
埼玉県立大学
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