SAMP8系マウス顎下腺アルカリホスファターゼの酵素化学的性状
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概要
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老化促進モデルマウスSAMP8の顎下腺からアルカリホスファターゼ(ALPase)を抽出し, その酵素化学的性状の検討と寒天電気泳動およびイオン交換クロマトグラフィーによるアイソザイムの分析から顎下腺ALPaseの特徴を追究した。阻害剤および尿素の添加, 熱処理の効果から, 顎下腺ALPaseには骨や腎と類似した酵素化学的性状をもつ腎(臓器非特異)型のほかに, 微量の小腸型アイソザイムが共存していることが明らかになった。また, 顎下腺ALPaseの活性は加齢変動を示し, 生後17週齢で最も高かった。
- 大阪歯科学会の論文
- 1997-06-25
著者
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