色彩色差計の利用による水稲籾黄化程度の評価法
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概要
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米の高品質,良食味米の安定生産のためには,適期刈り取りの徹底が栽培管理上重要である.刈り取り適期の判断は,出穂後の積算気温や日数をおおよその目安とし,籾の黄化割合を指標として判定しているが,黄化籾割合の判定には,個人差が大きい.この黄化籾割合の判定を,近赤外分析計(島根県農業試験場1997)や色彩計(佐々本2003)を用いて計測した報告はあるが,圃場で簡易に利用できる技術として確立されていない.そこで,本試験では,籾の黄化程度を客観的に測定,評価することを目的に,籾の基本的な光学特性について色彩色差計を用いて測定,検討した.
- 日本作物学会の論文
- 2004-12-27
著者
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