1-アリールメチル-2-アリールイミダゾリジンの合成と殺ダニ活性
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概要
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新規の1-アリールメチル-2-アリールイミダゾリジンを2種の方法, 即ち, 2-アリールイミダゾリジンの1-位の窒素原子へのハロゲン化アリールメチルの塩基存在のもとでの求電子置換反応あるいはN-アリールメチルエチレンジアミンとベンズイミデートとのイミダゾリジン環化反応によって合成した.生成物の構造はNMR, MSやIRスペクトルなどで確認した.MSスペクトルでは2-置換イミダゾリジン構造に特徴的な解裂パタンが見られた.殺ダニ活性はアリールメチルに関してはパラ位のクロロ, t-ブチル, フェニル置換体, 2-アリールに関してはオルト位のジフルオロ体に見られ, その中で, 1-(p-クロロベンジル)-2-フェニルイミダゾリジンと1-ベンジル-2-(2, 6-ジフルオロフェニル)イミダゾリジンに50ppmで強い活性が見られた.1位の(クロル置換)ピリジルメチルや2位のピリジン誘導体は弱い活性しか示さなかった.
- 日本農薬学会の論文
- 2001-11-20
著者
-
利部 伸三
Department of Chemistry, Faculty of Education, Gifu University
-
桐山 和久
Research Institute for Advanced Science and Technology, Osaka Prefecture University
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利部 伸三
Department Of Chemistry Faculty Of Education Gifu University
-
桐山 和久
Research Institute For Advanced Science And Technology Osaka Prefecture University
-
岩屋 和子
Department of Chemistry, Faculty of Education, Gifu University
-
酒向 美紗
Department of Chemistry, Faculty of Education, Gifu University
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桐山 和久
Department of Chemistry, Faculty of Education, Gifu University
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酒向 美紗
Department Of Chemistry Faculty Of Education Gifu University
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岩屋 和子
Department Of Chemistry Faculty Of Education Gifu University
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