MCPB の水田および畑地土壌における分解
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概要
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2種の異なった土壌を用い, 湛水および畑地条件下でMCPBエチルを施用した場合, その土壌中の消長を検討した結果, 湛水, 畑地条件にかかわらず, この化合物は速やかに加水分解されMCPBを生成した.生成したMCPBは側鎖をβ-酸化されMCPに変化した.またオートクレーブ滅菌した土壌にMCPBエチルを施用した場合には, 湛水, 畑地条件の各土壌とも施用後28日を経過しても72%以上のMCPBエチルを残留し, β-酸化のみならず加水分解も土壌微生物が大きく関与していることを示した.MCPBエチルを施用した場合の湛水, 畑地両条件下のMCPBエチル, MCBPおよびMCPの合計値の推定半減期は, 湛水条件の水田土壌で約2日(栃木土壌)∿7日(埼玉土壌).畑地条件で約3日(栃木土壌)∿4日(神奈川土壌)と判定された.
- 1982-11-20
著者
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浅香 四郎
Fine Chemicals Group, Agrochemicals Division, Ageo Research Laboratory, Nippon Kayaku Co., Ltd.
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伊沢 岳男
日本化薬(株)農薬事業部上尾研究所
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浅香 四郎
日本化薬(株)農薬事業部上尾研究所
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浅香 四郎
Fine Chemicals Group Agrochemicals Division Ageo Research Laboratory Nippon Kayaku Co. Ltd.
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