農作物中の臭化メチル残留分析法
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概要
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改良したMaloneのsweep codistillation法あるいはacid reflux法によって捕集した臭化メチルをN, N-ジメチルホルムアミド中で, 水酸化ナトリウムおよびフタルイミドを用いて, N-メチルフタルイミドに変えたのちelectron capture detectorを有するglcにより定量する方法を開発した.回収率は0.125∿0.05ppm添加で小麦, 乾草, レタス, トマトおよびニンジンに対して81∿91%であった.本法は通常のカラムクリンアップや濃縮操作が容易であり, 検出限界0.0006∿0.003ppmで臭化メチルを定量することができた.
- 日本農薬学会の論文
- 1979-11-20
著者
-
浅香 四郎
Ageo Research Laboratory, Agrochemicals Division, Nippon Kayaku Co., Ltd.
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瀬口 宏一郎
Ageo Research Laboratory, Agrochemicals Division, Fine Chemicals Group, Nippon Kayaku Co., Ltd.
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浅香 四郎
Fine Chemicals Group, Agrochemicals Division, Ageo Research Laboratory, Nippon Kayaku Co., Ltd.
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浅香 四郎
Fine Chemicals Group Agrochemicals Division Ageo Research Laboratory Nippon Kayaku Co. Ltd.
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浅香 四郎
Ageo Research Laboratory Agrochemicals Division Nippon Kayaku Co. Ltd.
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瀬口 宏一郎
Ageo Research Laboratory Agrochemicals Division Fine Chemicals Group Nippon Kayaku Co. Ltd.
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