食生活の実態と動向(第3報) : 熊本市内と天草地域における食品購入の実態と動向
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概要
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食品の購入店舗は,豊富な品揃え,交通手段,一箇所で多種類の食品が購入可能であること,経済性,立地条件などの理由でスーパーマーケットを,前回と今回,熊本市内と天草地域ともに,よく利用していた.生協は食品に対する安全意識の高まりで前回より増加した.小売店は品揃えや価格の面でスーパーマーケットに対抗できず,地域の人々に親しい店舗であるが前回より利用が減少した.宅配と通販,他の店舗に比べいずれの時期も低い利用度であった.食品の購入店舗と購入頻度は熊本市内と天草地域間に地域差が認められた.また,核家族と拡大家族の家族形態,勤務の有無による職業形態調理時間の長短でも相違が認められ,家族構成や生活スタイルが食品の購入店舗形態と購入頻度に影響を及ぼしていることが分かった.
- 熊本大学の論文
- 2003-11-28
著者
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