白内障手術のクリニカルパスへの薬剤師の関与
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概要
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We developed a clinical pathway (CP) for cataract surgery patients, and the CP involved pharmaceutical consultation by pharmacists. 1) Prior to the start of the CP, the ophthalmologists conferred with the pharmacists and a conference determined the use one kind of oral antibiotics and four kinds of ophthalmic solutions as medicines. 2) Pharmacist gathered all of the patients who had similar operating days and explained the method of applying the ophthalmic solutions, the effects of the medicines, and so on by using illustrated instructions. After the group guidance, the pharmacist performed pharmaceutical consultations for individual patients. 3) A comment space about the pharmaceutical consultation was included in the table of the CP in order to exchange information with other medical staff members. 4) We studied the merits of the pharmacist in this CP by questionnaire. All patients (n = 20) replied that they could receive detailed explanations about the medicines. All doctors (n = 4) and four of nurses (n = 5) replied that their explanation time about the medicines decreased and they could devote themselves to other medical services. There was a significant advantage when a pharmacist could efficiently perform the pharmaceutical consultation because the kind of medicines and the consultation schedule were fixed in this CP. We think that the medical staff can better concentrate on their specialty and more efficiently provide high-quality medical services for patients when the pharmacist's participate in the CP.
- 日本医療薬学会の論文
- 2002-08-10
著者
-
大谷 道輝
東京逓信病院薬剤部
-
並木 路広
東京逓信病院薬剤部
-
假家 悟
東京逓信病院薬剤部
-
内野 克喜
東京逓信病院薬剤部
-
内野 克喜
東京薬科大学薬学部医薬品安全管理学教室
-
假家 悟
福岡逓信病院薬剤部
-
馬島 裕子
東京逓信病院薬剤部
-
神馬 薫
東京逓信病院薬剤部
-
細川 美映子
東京逓信病院薬剤部
-
相楽 有美
東京逓信病院看護部
-
小倉 悦子
東京逓信病院看護部
-
松元 俊
東京逓信病院眼科
-
大谷 道輝
東京逓信病院 薬剤部
-
内野 克喜
東京逓信病院 第1外科
-
内野 党喜
東京大学医学部附属病院薬剤部
-
神馬 薫
東京大医病院薬剤部
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