中期語学留学プログラムの英語学力への効果に関する研究 : 日本の大学英語教育への提言
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概要
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本論文は、中期語学留学プログラム(4ヶ月)の効果に関して、留学者の英語学力の伸長を中心に学力テストのデータ分析および質問紙による調査法を用いて考察するものである。 留学者が帰国後に受験した学力テストの結果と、同時期に日本で学習した学生のテスト結果とを比較して言えることは、入学当時は学力面で他の学生とそれほど差がなかった留学者が、中期留学を終えた段階で四技能のうち特にlisteningにおいて著しい伸張を見せていることである。それは全体の中位群に属した留学者ほど顕著である。また帰国時に質問紙を用いて英語運用に関する調査をしたところ、自分に英語学力がついたことを実感している答えが多かった。 同時に、テスト結果から見るとreadeingの伸びはそれほどめざましいものではなく、質問紙による留学者の自己認識からもその事実が読み取れる。今後この技能をさらに伸ばす方策をたてることが日本での大学英語教育に不可欠である。
- 大阪樟蔭女子大学の論文
- 2005-03-08
著者
-
小森 道彦
大阪樟蔭女子大学学芸学部
-
藤澤 良行
大阪樟蔭女子大学学芸学部
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藤澤 良行
大阪樟蔭女子大学
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藤澤 良行
大阪樟蔭女子大学学芸学部国際英語学科
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小森 道彦
大阪樟蔭女子大学
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小森 道彦
大阪樟蔭女子大学学芸学部国際英語学科
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