外国語学習における学力の伸長と自己分析の変化の相関について : 学力別観点から
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概要
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本論文は四年制女子大学英米文学科2001年度入学生に対して行った自己分析と学習動機についての論文「外国語学習に関する自己分析と動機の研究-学力別観点からの英米文学科新入生の実像」(藤澤・小森(2002))の続編に当たるもので、継続的な追跡調査の報告・検証である。同学生が入学後約2年経過した段階で、英米文学科のカリキュラムを通して英語学力をいかに伸ばしてきたか、そして自分の英語学力に対しての自己分析はどのように変化したかを統計的分析により考察するものである。 結果としては、二回のテスト結果を通して2年経過した段階で上位群・中位群・下位群ともに英語学力に関して伸びが見られた。しかし英語学力に関しての自己分析との相関で言うと、上位群と下位群は学力の伸びに比べて自己分析の数字が伸びていない。他方中位群については自己分析の数字の伸びに比べると学力の伸びが小さいことが明らかになった。
- 大阪樟蔭女子大学の論文
- 2004-03-06
著者
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