小児悪性腫瘍患者への箱庭療法
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概要
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Sand-play therapy as a psychosomatic approach was performed on children who were suffering from malignant disease. Four children, aged 5 to 14 years, were included in this report.They were not informed of the diagnosis until their final death.The characteristics of their expressions by sand-play were anger, aggression, isolation and religious world. They looked calm outwardly, however, from these expressions, they appeared to be aware of the seriousness of their illness in their mind. Furthermore, by making a religious world, they were obliged to consider their life seriously and this seemed to facilitate their psychological growth. They looked as if they had been prepared for their death.It is thought that this characteristic change occurs after they were disappointed losing their hopes for healing. We should conduct a medical treatment based on an understanding of their inner workd which is different from their outward appearance.
- 日本心身医学会の論文
- 1989-10-01
著者
-
冨田 和巳
社団法人大阪総合医学・教育研究会附属こども心身医療研究所・診療所
-
池田 輝生
経口抗アレルギー剤喘息予防研究会
-
羽場 敏文
日本心身医学会近畿支部救援活動委員会
-
河 敬世
大阪大学 小児科
-
羽場 敏文
大阪大学医学部小児科
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