アズキゾウムシの雄成虫に対する metepa の影響 : とくにその病理組織学的観察 昆虫の化学不妊剤に関する研究。第12報。
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概要
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Some histopathological observations vere made to realize the mechanism of sterilizing effect of metepa on male adults of the adzuki bean weevil, Callosobruchus chinensis L. Metepa was dissolved in acetone at the concentrations of 10,20,40 and 100μg per μl. One μl of test solution was applied to the dorsal side of the just emerged male adults. Treated weevils were left for 0-7 days. These dosages applied were the amounts completely inhibiting the hatchability of deposited eggs. No histopathological changes in testicular tissue were observed by the application of metepa at any dosage or at any elapsed time after application. The external shapes of eggs deposited by treated male×untreated female and by untreated male×untreated female were normal. Although a single untreated female did not deposit eggs on the adzuki beans in the Petri dishes, when 10 individuals of untreated female were introduced into the Petri dishes together with adzuki beans, they deposited their eggs on beans. The external shapes of eggs, however, were abnormal. From the results mentioned above, it could be considered that the spermatozoa of treated male maintained the ability for fertilization. This assumption could be proved by the histopathological examination about the eggs deposited by treated male×untreated female. The embryogeny of the eggs deposited by treated male×untreated female progressed until the early stage of cleavage, but the blastoderm was not formed. The necrosis of cleavage nucleus and plasmolytic atrophy of vitellus were observed in the eggs at 48 and 96 hours after deposition respectively.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1966-12-25
著者
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