ApholateとMetepaのアズキゾウムシに対する連合不妊作用, とくに処理された成虫が産下した卵のふ化率 : 1 昆虫の化学不妊剤に関する研究。第5報。
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概要
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1. Apholate, metepaおよびそれらの等量混合物によって,アズキゾウムシの成虫を浸漬処理した場合,産下した卵のふ化率と浸漬薬液の濃度の関係は,quantitative responseにもとづく解析方法によって整理した結果,えられた3本の回帰直線は平行関係をしめした。2. 理論的に期待される混合剤の回帰方程式と,実験値からえられたそれより算定したmeasure of synergismΔsは-0.1745となり,apholateとmetepaの間の連合不妊作用は若干の共力性をしめした。3. Quantal response dataの解析において用いられる式をすこしく改変したそれによって,Δsのvarianceを計算し,Δs=-0.1745の値の有意性をχ2検定した結果は有意でなく,Pr=0.05においてapholateとmetepaの連合不妊作用様式は,similarであると結論された。
- 1965-09-25
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