女子短大英文科におけるキーボード教育の実施とその効果
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概要
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昨今キーボード教育は必要がないとの考えが多く寄せられるが、果たしてよいのか? 少なくとも英語を専門科目とする学科においては、英文のキーボーディング、さらに英文文書処理を指導する必要がある。最近流行のタイピングソフトを利用する方法も有効ではあるが、内容はいろいろで機械的なプログラムが受講者全員に対し、効果的とは限らない。筆者が実施している英文キーボーディング習得プログラムは、あえてソフトを使用するものではない。文字を覚えるのではなくWordで覚えるという考え方のもと、短期間でTouch Methodを習得できるように工夫した。情報基礎科目の中に取り入れても時間数を圧迫せず、コンピュータ基礎教育の効率も飛躍的に上昇すると考える。その内容と実施効果についてまとめ、英語を学ぶ学生に最も適したキーボード教育と今後の方向性を考える。
- 日本教育情報学会の論文
- 2001-11-10
著者
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