知的障害者グループホームにおける生活援助
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概要
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1989年、国の知的障害者地域生活援助事業として知的障害者グループホームが制度化され、知的障害者の「地域で生活したい」という願いが反映された形で、各地に数多くのグループホームが誕生した。グループホーム運営にあたっては、運営費に比較して補助金が十分でないことでの独自の資金作りや専任職員の確保など課題が山積みであった。しかし障害者の自立に向けて、具体的な援助が必要であることは明らかであり、運営主体となった生活施設や作業所においてグループホームでの援助をどうしていくかについて、実践の交流や論議が活発になされるようになった。本稿では筆者の体験に基づき、具体的な実践事例を整理することで障害者の自立と生活援助の在り方を検証することを目的としている。自立という視点でグループホームの生活援助を系統立てるきっかけとなればと考える。
- 大阪健康福祉短期大学の論文
- 2003-03-25
著者
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