消費構造における家具・家事用品の地域・年度別動向
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概要
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1.家具,家事用品が消費支出に占める割合は年々減少傾向がみられる.近年家庭内の生活に必要な「モノ」はほぼ普及し,充足してきた.今後は買い替をする場合どのような品をどう購入するかは,個々の能力にかかってきた. 2.仙台,新潟,東京,広島,高知,鹿児島は全ての項目に「中」位であった. 3.寝具類は気温が低いから,高いからといって,支出額は変らない.しかし亜熱帯気候の那覇は低率を示している. 4.物価の上昇率もはげしいので56年の家具・家事用品の年平均額を算出すると,12万315円である.各平均値に代入すると家庭用耐久財は約4万6,000円,室内装備品に1万3,000円,寝具類に1万4,000円,家事雑貨に2万1,000円,家事用消耗品に1万9,000円,家事サービスに7,000円位い計上できる.この項目に大きなウェイトを占める家庭用耐久財,室内装備品,寝具類などは毎年購入することは少ないので,一度に購入品が重ならないように計画的に機器の購入をし,物を大切に扱うことによって,長期に保存,使用して,支出を少なくする努力が大切でありまた望まれる.
- 名古屋女子大学の論文
- 1984-03-31
著者
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