消費構造における地域と年度の研究 : 食料費
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概要
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以上全体をまとめると1.消費支出額からみた場合,全国,地域ともに伸び率は,費目によって鈍化する年度に差がみられる.2.大阪は主食と副食に大きく支出していることが,エンゲル係数を高めているものと推察できる.3.酒類は鹿見島の焼酎,沖縄の泡盛が特産品であり,消費量も多く安価なために低率である.4.米穀の主要生産地である仙台,,新潟は主食のしめる割合は低率である.5.食料費の費目別にF検定の結果,地域と年度に高度に有意の差が認められた.近年食生活の形態の変化は外食費の伸び率をみても明白のように,外部への依存か高まってきており,食生活の意識の変化,多様化志向,主婦の家事負担の軽減,主婦の社会参加,職場進出きらに食生活のレジャー的性格等が問題点として考えられる.今後さらに食料品の個別品目を地域と年度でとらえて,課題としたい.
- 名古屋女子大学の論文
- 1981-03-31
著者
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