日本の冷温帯,暖温帯における初期二次遷移の比較
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概要
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Changes of floristic composition and life-form spectra were studied on the stands at early stages of secondary succession in Nobeyama and Tsukuba, where are cool- and warm-temperate regions of Japan. The dominant species at the first year stand (pioneer stage) were Ambrosia artemisiifolia and Setaria glanca in Nobeyama and Digitaria adscendens and Setaria faberi in Tsukuba, respectively. In the second year, the satnds were dominated by Erigeron annuus in Nobeyama and Oenothera parvialpra and Erigenron canadenisis in Tsukuba. The dormancy form of the dominant species changed from summer annual (Ths) in the first year stand to winter annual (Thw) in the second year stand in both regions of cool- nd warm-temperate climate. The disseminule form of the dominants in the first year stand was common as clitochore both in Nobeyama and Tsukuba. Change of disseminule form in dominants was observed from clitochore in first year stand to anemochore in second year stand in the both regions. Plants in rosette stage of Erigeron canadensis and Oenothera parviflora were counted before and agter winter of 1987 in the stands covered by litter of plants of previous season and removed it. Survival ratio of rpsettes was higher in the stand covered with the litter than that of stand without litter.この論文は日本の冷温帯および暖温帯において人工的に裸地をつくり、その後、そこが自然条件下で植生に被われていく過程を実験的に追跡した結果を述べている。この実験では裸地化後形成される植物群落の種類組成、生活型組成、群落構造の変化を約一月おきに記録し、二つの気候帯における二次遷移を比較した。・・・
- 筑波大学の論文
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