<報告>イントラネットを用いた教育資源の活用に関する研究 : 医科学センターの試み

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概要

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医療専門職養成課程においては, 単に授業内の知識事項の教授のみならず, 科学的な思考, 問題解決能力の涵養などが求められる。また, 画像などによる認知能力の養成も必要である。このような能力は, カリキュラムにおいては授業内の単一方向性の講義方式では, その効果は十分には期待できず, 自己学習をはじめ, 学生自らが積極的にさまざまなメディアを駆使して自立的に学習していく姿勢が求められる。そのためには, 教員側が, 学生に対して, 学習資源を適切に提供する必要がある。本学医科学センターでは, このような背景から授業時間以外の自習環境としてイントラネットを通して教育メディアを提供する方法について, 試行してきた。特に, 最新のシラバスの提供を始め, 画像や動画データの教育資源を閲覧できる方法や, 授業時間外の双方向性の教員・学生間のコミュニケーションのためのシステムなどを試行し, 効果を得ている。その経験と問題点等について, ここに報告する。
茨城県立医療大学の論文

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