<研究ノート>市販おにぎりの細菌学的汚染状況および保存について
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概要
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おにぎりは,手軽な中食として人気が高い。近年,駅周辺の店舗では,30種類に及ぶおにぎりが並び,腐りやすいと考えられる副材料を使用する種類も増えている。そこで今回,コンビニエンスストアで市販されているおにぎりについて,細菌学的汚染状況を調査するとともに,30℃での保存試験を試みた。8店舗のコンビニエンスストアで購入した78試料について,一般生菌数では10^1から10^5CFU/gの範囲にあり,22.4%が大腸菌群陽性となった。大腸菌,黄色ブドウ球菌は陰性であった。また,30℃での保存試験の結果,3時間後に半数の試料で生菌数の増加が認められた。
- 鎌倉女子大学の論文
- 2003-03-31
著者
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