脳血管障害患者の摂食・嚥下の自立に関係する因子の検討
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概要
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研究の目的は, 脳血管障害患者の摂食の予後を予測し, 効率的な治療計画を立てるために, 摂食・嚥下の自立に関係する因子を特定することである.方法は初期評価時の10因子と, 訓練終了時の摂食能力を比較した.結果, 終了時の摂食・嚥下の自立は, 咽頭期の問題, 誤嚥, 痴呆と有意に関連することを示した.この結果は, これらの3因子が摂食・嚥下の予後予測や治療計画立案に重要であることを示唆する.
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