<報文>北海道(北部日本)における植生域の評価,区分に関する植生生態学的研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A scheme of vegetation zones for Hokkaido has been discussed and proposed by several scientists, based on a phytogeographical perspective. Honda(1912)divided the natural forest zones of Hokkaido into the temperate forest zone and the boreal forest zone. Tatewaki (1958) proposed that vegetation zones of Hokkaido were characterized by the so-called intermediate zone (mixed forest zone) formed by coniferous and deciduous tree species. From a phytosociological standpoint, the natural vegetation zones of Hokkaido were divided into four main vegetation regions: e.g. the Saso-Fagion crenatae region, the Carpino-Quercion grosseserratae region, the Piceion jezoensis region and the Vaccinio-Pinion pumilae region (Miyawaki et al 1975, 1988). Thus there are various opinions the distribution and definition of concerning natural forest zones or vegetation zones in Hokkaido, from both phytogeographical or phytosociological standpoints. A revised scheme of vegetation zones in Hokkaido, is here attempted in order to unify these several phytogeographical and phytosociologlcal concepts for vegetation zones. As well, a new proposed vegetation-ecological approach for classification and evaluation of the vegetation regions by means of phytosociological landscape analysis is presented.
- 横浜国立大学の論文
著者
関連論文
- 秩父・大山沢渓畔林における埋土種子の種構成
- 木曽川感潮域における絶滅危惧植物タコノアシの分布特性と生育適地
- 奥秩父大山沢における森林植生の種組成分化と生活形・種多様性に及ぼす微地形の影響
- 四国のサワグルミ林における林床植生の種組成と微地形
- 都川中流域(祐左衛門橋-北谷津橋間)の改修工事が河川生態系に与える影響
- 浮葉植物オオサンショウモ(Salvinia mollesta Mitchell)の水質浄化能力とその有用性
- 都川中流域における河川改修工事が自然生態系に与える影響
- 休耕田等に生育する抽水植物の水質浄化機能に関する研究
- 南・北大東島の潜在自然植生
- 千葉県船橋市近郊における谷津の土地利用と河川水質の関係
- 都市近郊に位置する谷津の谷底湿地植生の環境要因推定--千葉県船橋市の事例
- 相模川下流の河川敷に分布する草本植物群落区分種22種の水分条件に対する発芽と生育地の特性
- 三浦半島における群植物社会学的手法による植生景観の区分と評価
- 土壌シードバンクを活用したタコノアシの保全に関する検討
- 多次元的群落分類のすすめ
- タコノアシの生活史と異なる水分条件に対するその成長特性
- 植生景観の解析に用いるメッシュ方形区のサイズに関する研究
- 景観生態学の基盤としての群植物社会学の理論と方法論
- 森林群集の分析に係わる研究 : 植物社会学的解析から(森林群集はどこまで解明されたか)
- 北海道(北部日本)における植生域の評価,区分に関する植生生態学的研究
- 宮古島の海岸植生
- 日本におけるマングローブの植生学的研究 : 2. 沖縄島,宮古島,石垣島のマンブローブ林
- 大山の植物社会学的研究
- 大山の植物社会学的研究
- 大山の植物社会学的研究
- 「環境」「防災」と森林植生 : そのトレードオフの関係について(第2部 各論,地球環境と防災のフロンティア)
- 奥秩父大山沢のシオジ-サワグルミ林における林床植生の成立と地表攪乱
- 地形と萌芽の発生様式からみたカツラの萌芽特性
- 渓畔域におけるカツラ実生の発生サイトと定着条件
- 本州中部太平洋側におけるブナ林の種組成と気候および地質条件との関係
- アセビの生育立地と樹形の変異
- チャボガヤーイヌブナ群集の群落分類に関する覚書
- 秩父・大山沢渓畔林における高木性樹木の生育立地と植生単位の対応
- 三浦半島における群植物社会学的手法による植生景観の区分と評価
- 韓国鬱陵島の海岸植生に関する植物社会学的研究
- 太平洋沿岸地域に分布するカラスザンショウ林に関する植物社会学的研究
- 筑後川下流域に分布するタコノアシ植分の個体群動態および群落分類に関する植生生態学的研究
- 都市緑地の構造解析にかかわる景観生態学的研究
- 植物社会学的研究の将来への展望
- 木を見て森を知る : 里山林と潜在自然植生(農村計画委員会(1),第四部:「木」に関わる日本建築学会の取組み,建築年報2011-木/東日本大震災)
- 植物社会学的植生図の利活用と課題--その景観生態学への展開 (特集 リモートセンシング・GISを用いた植生図の作成手法--その課題と応用の可能性)
- 中国大興安嶺山脈におけるQuercus mongolica林の植物社会学的研究
- 都市近郊における土地利用の異なる谷津内の河川に生息する底生動物相の違い
- 筑後川下流域に分布するタコノアシ植分の個体群動態および群落分類に関する植生生態学的研究